活動の状況

1.日本語教育部門


(1)日本語・日本事情(日本語科目)
 留学生のための日本語正規科目。これには本学で学んでいる国費・私費留学生(研究生、大学院学生および客員研究員を含む)を支援するために受講を認めている。

(2)HUSA(短期交換留学プログラム)日本語授業
 単位を互換する海外の協定校から受け入れた短期交換留学生を対象とした日本語正規科目。毎年約40名の留学生が受講している。

(3)日本語予備教育(日本語研修コース)
 主に広島大学の大学院へ進学する大使館推薦国費留学生(教員研修留学生として受け入れ予定の者を含む)に対し、大学院レベルでの研究生活に必要な日本語能力を養成するために行っている6ヶ月の集中日本語教育。定員は前後期とも30名。

(4)日本語・日本文化研修留学生プログラム
 各国大使館によって国費留学生として選抜・推薦された12〜16名の日本語・日本文化を専攻する学部レベルの留学生を対象とする1年間の研修プログラム。

(5)日韓理工系学部留学生事業(日本語等予備教育)
 平成10年に締結された日韓共同宣言に基づき、平成12年度後期より開始された「日韓共同理工系学部留学生」に対する、理工系学部への入学前の6カ月の予備教育。定員は5名。

(6)日本語特別補講・短期集中日本語補習プログラム
 学期中の通常授業以外に日本語を学びたい学生の要望に応え不定期に開講する日本語の授業。


2.指導部門

(1)オリエンテーション活動
 新しく広島大学に来る留学生に対して、1.ボランティア・チューターのためのオリエンテーション、2.国際交流会館生活オリエンテーション,3.全学の新入留学生ためのオリエンテーション,4.東広島市オリエンテーション・バスツアー,5.図書館オリエンテーション,6.健康管理オリエンテーション,7.消防・防犯オリエンテーションを行っている.対象や段階を考慮して様々なオリエンテーションを実施している。

(2)相談業務
 日常の相談とカウンセリングは、教官2名が終日随時相談を受け付けており、臨床心理士の資格を持つ非常勤の心理相談員1名が,週1回心理的な相談にあたっている。霞キャンパスでの相談業務も非常勤の心理相談員が月2回相談にあたっている。

(3)交流支援活動
 日本人学生国際交流ボランティア制度:日本人学生が新渡日留学生を助けたり、留学生の会話パートナーとして互いに語学を教え合ったりしながら国際交流活動を行えるようコーディネートしている。登録している日本人学生は約400名。
 留学生国際交流ボランティア制度:留学生が教育委員会、高校・中学・小学校、地域住民の国際交流活動、県および市町村の国際交流企画などの活動に参加できるようコーディネートしている。登録している留学生は約100名。

(4)学内外における留学生支援体制の整備
 留学生相談協議会を年2回開催し、留学生の相談・指導に関わる各部局の留学生専門教育教員、保健管理センター、ハラスメント相談窓口教員とともに、現在の留学生の状況、本学の対応、問題解決に向けての協議を行っている。

3.教育交流部門の活動

 教育交流部門は、広島大学の教育の国際化に貢献するために広島大学短期交換留学(HUSA)プログラムを運営し、国際的な教育交流を推進している。

(1)交換留学生受け入れ
 毎年40〜50名の留学生を受け入れ、留学生センターで開催される日本語、日本文化や各学部が開講する専門科目の授業を英語・日本語で提供し、教育・文化体験プログラムを実践している。また、地元企業の協力による「HUSAインターンシッップ」科目や、被爆者、女性議員、平和研究の専門家の方々による「平和と人権」科目等を提供している。

(2)交換留学生の派遣
 交換留学生として毎年20〜30名の学生を海外へ派遣し,本学の国際戦略の1つの柱である国際人養成に貢献している。そして、より質の高い派遣留学生養成を目指し、INU(International Network of Universities)コンソーシアムの協力の下、日本人学生のためにWebCTを活用した英語による国際教養科目を開講している。

(3)国際的に通用する単位互換制度の運営
 交換留学の重要な目的である単位互換制度をより充実させるため、本学は、UMAP(University Mobility in Asia and Pacific)の活動に参加し、UCTS(UMAP単位互換制度)を活用し、4年間で卒業できる学部学生の交換留学を目指している。

(4)高等教育の国際化に向けた研究活動
 学生交流、留学生政策、高等教育の国際化、大学の国際戦略と運営に関する各種調査研究を実施し、国内外の学会、研究会、ワークショップ等で発表を行うだけでなく、本学においても国際シンポジウムを開催している。