留学生との学長ミーティング 報告(要約)

日 時: 17/8/1(月)  15:00〜17:00
場 所: 学士会館会議室1
参加留学生: トルコ、マレーシア、中国(2名)、韓国(2名)エジプト、インドネシア(2名)、バングラデシュ、ナイジェリア、アメリカ、ブラジルの計13名。
大学側: 牟田学長、二宮副学長、多和田留学生センター長、玉岡教授(留学生センター)、下村相談員(留学生センター)、吉田留学交流課長、小竹、山田(留学交流グループ)
 
 昨年4月に引き続き、第二回目の留学生と学長とのミーティングを開催した。ミーティングでは、留学生から広島大学の環境や支援体制について様々な感想や意見・要望が出され、学長と和やかな対談が行われた。
 以下、紙幅の関係上、留学生から出された意見・要望についてトピック別にまとめて報告を行う。

1.広島大学における留学生の位置づけについて
 広島大学の環境については満足しているが、留学生が日本人学生と区別なく広大の一学生とみさなれることを希望する意見が出された。
 これに対して学長からは賛意が表明され、また同窓会への加入あるいは出身国の海外同窓会設立が提案された。

2.交流について
 留学生と日本人学生および地域との交流には、文化の違いによる難しさがあるが、大学主催の集まりに参加することで寂しさがなくなったという感想が出された。研究室でお茶会が開かれているため、スムーズな交流が行えているという感想も聞かれた。

3.広島大学のホームページについて
 来日前に、広島大学のホームページ(英文)から情報を合理的に収集することができ、大学選択の際に非常に便利で広島大学を選ぶ決め手となったことが述べられた。同窓会のサイトがあるとよりよいという意見が出された。また、ホームページ上の情報と実際の状況の間には、ギャップがないことが確認された。

4.留学生支援活動について
 インドネシアの津波災害への支援および「家族のための日本語クラス」の開講について感謝が述べられた。同時に、日本語クラスの問題として、小さい子ども抱えている家庭では、夫婦で一緒に受講できない問題があることが述べられた。
 また、留学生センターが組織している「広島大学国際交流ボランティア」のメイリングリストなどを利用して、留学生に対して国際交流活動や大学の行事などの情報がより頻繁に、かつ効果的に提供されるよう要望がだされた。

5.幼稚園・保育所問題について
 経済問題と子どもの幼稚園・保育所問題について指摘された。
この問題については、東広島市の規定に沿うしかないが、留学生センターでは個別に情報提供を行うことが伝えられた。

6.指導体制について
 留学期間の延長問題についての適切な指導や私費の学部学生に対する細やかな配慮に欠けている問題が指摘された。

7.交通機関について
 夜間に公共の交通手段がなく、不便である問題が指摘された。大学としてこの問題を検討することとした。

8.奨学金について
 日韓プログラムの奨学金の延長が要求された。それに対してセンター長からプログラムについての説明と他の奨学金制度についての説明がなされた。

9.宿舎について
 国際交流会館のインターネット環境についての改善が求められた。また、宿舎の入居期間の延長についての要望が出された。

10.留学生センターの予備教育プログラムについて
 講義の時間帯やプログラム内容等の検討について要望が出された。

11.障害を持つ留学生の受け入れ環境・体制について
 障害者に対するより細やかな環境整備について要望が出された。
 学長からは、広島大学は障害学生支援の大学ランキングでトップであること、COEプログラムにおいて、障害者支援の研究をしていることなど、積極的な大学の取り組みが紹介された。

12.留学生の個人情報について
 留学生の協会などの団体から自然災害時に備えて、緊急連絡先リストを作成するために、留学生の個人情報の入手について質問が出された。それに対して、個人情報の提供は難しいが、各国の留学生会のホームページを利用して登録者リストを作成してはどうかという提案が副学長からなされた。

(文責:中矢礼美)